過去の指揮者紹介

高山健児

第17回定期演奏会

都立富士高校でオーケストラに出会い、コントラバスを始める。
早稲田大学卒業後、録音技師として勤務する中で演奏家を志し、桐朋学園大学へ進学、同大学及び研究科修了。
在学中より全国のプロオーケストラに出演し、数々の名指揮者のもとで研鑽を積む。
1998年読売日本交響楽団入団。
以降、ほぼ毎年リサイタルを開催している。
室内楽の奏者として、またソリストとしても多くのステージに出演。
2016年、シューマンの作品だけを収録したCDを、2020年にはオーボエの傑作選集をコントラバスで演奏したCDをリリース。
小山市民文化センタープロジェクト・日本交響楽団音楽監督兼指揮者を2019年まで務めた後、首席客演指揮者に就任。
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱つき」、スメタナの連作交響詩「我が祖国」全曲を指揮、丁寧な分析による演奏が高く評価された。
2020年には、レスピーギ「ローマの松」とサン=サーンスの交響曲第3番「オルガンつき」を指揮するプログラムにおいて、同時にコントラバス協奏曲のソリストを務め、公演を大きな成功へと導いた。
これまで数多くのオーケストラの指揮台に登場、現役オーケストラ奏者の視点に軸を置く指導者として、奏者のアンサンブルセンス向上を重視し、作曲家の意図に深くアプローチした演奏へとつなげていく手腕は極めて高く認められている。
弦楽アンサンブルにより新しい練習方法を研究するワークショップ「弦祭」主宰。
コントラバス奏者としては、弦楽器製作者宗像吾朗氏と共に、新しい発想により進化したコントラバスの研究、製作を推進しており、世界中の製作者から注目を集めている。

高山健児

直井大輔

第13、15、16回定期演奏会

 1971年東京生まれ。武蔵野音楽大学音楽学部器楽科トロンボーン専攻に在学中から指揮者を志し、指揮法を山﨑滋、エンリケ・マッツォーラ各氏に師事。1993年には巨匠ウラジーミル・フェドセーエフ氏と運命的な出会いを果たし、同氏に師事し、モスクワ、ウィーンなどでも研鑽を積んでいる。
 1997年、東京芸術大学音楽学部指揮科入学。指揮法を故佐藤功太郎、小林研一郎、故ハンス・マルティン・シュナイト各氏に師事。同年、新国立劇場オープニング公演ワーグナー「ローエングリン」のアシスタントを務め、以後、二期会オペラ等の副指揮者として故佐藤功太郎、故若杉弘、故岩城宏之、他各氏の下で多くのオペラ製作に携わり、2002年、早川和子氏の新作オペラ「師門新生」(初演)で指揮者に抜擢されデビュー。2003年には、秋篠宮妃殿下、内親王殿下ご臨席のオーケストラ演奏会で指揮者を務めた。
 2004年度、東京芸術大学音楽学部非常勤講師。別府アルゲリッチ音楽祭「子供のための無料コンサート」に出演。藝大シンフォニカ英国公演にも同行した。また附属高校オーケストラの指導でも認められ、2005年度には同大音楽学部附属音楽高校非常勤講師を務め、定期演奏会でストラヴィンスキー「火の鳥」などを指揮し、大成功をおさめた。
 広島交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、千葉交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団、琉球交響楽団などをはじめ、各地の演奏団体に多数招かれており、各方面で好評を博している。
千葉市音楽協会会員。

直井大輔

奥田恵悟

第5~12、14、18回定期演奏会

2000年3月、東京音楽大学音楽学部器楽科卒業、2002年3月、東京音楽大学指揮研究生修了。指揮を広上淳一、汐澤安彦、三石精一の各氏に師事。2003年、2004年と、イタリア、シエナのキジアーナ音楽院夏期講習会に参加。指揮をジャンルイージ・ジェルメッティ氏に師事し、オペラやシンフォニーなどを学ぶ。 いずれの年も、ファイナルコンサートの指揮者に選ばれ高い評価を得る。
 コンクールの分野では、2003年11月に行われた東京国際音楽コンクール指揮部門にて入選。2005年4月にはデンマークで開催された、ニコライ・マルコ指揮者コンクールにて3位に入賞している。
 2007年から2011年8月までドイツ、ライプツィヒに在住。MDRオーケストラ(ドイツ中央放送オーケストラ)音楽監督の準・メルクル氏に師事、そしてアシスタントをしながら研鑽を積む。またその間の2008年から2010年までメンデルスゾーン音楽院で学び、ドイツ国家演奏家資格を取得。
 その際、授業の一環としてMDRオーケストラ、イエナフィルハーモニー、西ザクセンオーケストラなどを数回指揮するほか、音楽院のオペラプロジェクトにおいて、モーツァルトの「魔笛」やプーランクの「ティレジアスの乳房」(ドイツ語版)を指揮している。
 帰国後は、大阪交響楽団、山形交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などを指揮。また近年では藤原歌劇団にて副指揮者を務めるなど、オペラの分野での活動も盛んに行っている。そのほかこれまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、オーデンセ・シンフォニーオーケストラ(デンマーク)などを指揮している。母校東京音楽大学の教員として後進の育成にも注力している。ミリオンコンサート協会所属。

奥田恵悟

冨永桂子

第3回定期演奏会&第4回定期演奏会

5才よりピアノを始める。東京藝術大学指揮科卒業。指揮を松尾葉子、ピアノを澤田勝行の両氏に師事。管弦楽・声楽合唱・室内楽において指揮とピアノを学び、藝大在学生による藝大旧奏楽堂木曜コンサート(オペラ・指揮)を指揮。指揮者のブロムシュテット、ジュリーニによる公開講座を聴講。在学中より、千葉大学ゐのはな音楽部を指揮。02~07年、武蔵野音楽大学卒業生の独奏と管弦楽による"ピアノ協奏曲の楽しみ"で多数共演、管弦楽編成・指揮。04年藝大院生主催藝術祭フンパーディンク生誕150周年記念公演ヘンゼルとグレーテル、07年ラ・フォル・ジュルネ音楽祭キッズプログラムワークショップ、09年協奏曲を中心にした大宮区主催新春特別演奏会"チェコの響き"及び"クリスマスコンサート2009"、管弦楽による母校・白百合学園小学校音楽鑑賞会等を指揮。03年より大宮区市民活動ネットワーク・サルートアミーコを主宰。10年よりコーラス合同演奏会に参加、指揮。母校・白百合学園中学高等学校の器楽部コーチを務める。オーケストラ、協奏曲、コーラス、室内楽等にて指揮・ピアノ、音楽指導、作編曲に携わる。

石川和紀

第2回定期演奏会

宇都宮短期大学付属高等学校音楽科、武蔵野音楽大学器楽科卒業。ヴァイオリンを星野和男、萩原耕介、西田博、指揮を山本郁夫、汐澤安彦、作曲を原谷宏、立原勇の各氏に師事。メルクルディ・フィルハーモニー管弦楽団指揮者、混声合唱団ヴォーチェキアーラ指揮者、秩父市民オーケストラ指揮者、ヤマノミュージックサロン東銀座オーケストラ指揮者、ヤマノミュージックサロン池袋オーケストラ指揮者、宇都宮シンフォニーオーケストラ指揮者、弦楽合奏団アルチェ・エ・コーダ指揮者、トウキョウヴィエールアンサンブル指揮者。東京国際音楽療法専門学院指揮法講師。平成21年度宇都宮市民大学講師。

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中村 晃之

第1回定期演奏会

1962年生まれ。京都府出身。
幼少よりピアノを手がけ、中学よりコントラバス、更にチェロを手がけ、古瀬徳雄氏に師事。
関西学院大学在学中より本格的に指揮を学び大友直人、湯浅卓雄各氏の下で副指揮者を務めた。
指揮法を小林研一郎、小松一彦、クルト=レーデルの各氏に学ぶ。
1997年彩の国さいたま芸術劇場で開催されたクルト=レーデル指揮コンクールで第2位奨励賞を受賞。
1988年よりかぶとやま交響楽団にて21年に亘り常任指揮者を務める傍ら、京都フィロムジカ管弦楽団、西宮交響楽団、六甲フィル、待兼交響楽団等関西の社会人オーケストラの客演指揮を務めた。
レパートリーはベートーヴェン、ブラームス、シューマンの全交響曲を指揮しており、ハイドン、モーツァルト、メンデルスゾーン、シューベルト、ドヴォルザーク、チャイコフスキー、シベリウス、ショスタコーヴィチ、ベルワルド等数多くの交響曲、ストラヴィンスキー、エルガー、プーランク、レーガー、シェーンベルク等の幅広い時代の作品を指揮。
ソリストともウィーンフィルホルン首席奏者のストランスキー氏やヴァイオリンの大谷玲子氏(国際ヴィニアフスキコンクール最高位)チェロの林裕氏(日本音楽コンクール優勝)等国内外の一流演奏家と共演を重ねる。
2009年より東京にて活動を始め、現在は丸の内交響楽団、八千代交響楽団、ippoフィル、東京管弦楽倶楽部、エルムの鐘管弦楽団、ニュークレモナオーケストラ等の指揮、指導を行なっている。

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